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帰巣本能が強すぎる?

 ツバメが巣立って(巣から飛び出して)、はや2週間弱になりますが、巣立ったはずの小燕たちは、夕方になると、何故か元の巣に帰ってきます!

 日に日に大きくなって、体は親燕と変わらないくらいになり、飛び方も上達し、大空を自由にパタパタ(小燕だけこのように飛びます。親燕の飛び方は洗練されていて、滑空するように飛びます)して飛んでいます(^^)

 この小燕たち、燕のねぐら入りをいつするのかなと思いながら、毎日巣に帰ってくるのを見守っています! 真っ先に巣に帰ってくるのは、いつも最後に巣立った小燕です。彼女は、いつもピ-、ピ−と鳴き声をあげながら、帰ってきます♫ まるで「ただいま」と言ってくれているようで、それを聞いたら、今日も帰ってきたんだなぁって分かるんです。

 さて、燕たちは、10月までには集団で渡りをしなければいけないです。渡りはまさに命がけの大仕事です。その前に、巣立った小燕たちは、ねぐら入りを体験するのかなと主人がぼそっとつぶやきました。ねぐら入りを共有することで、ほとんどの燕は個の意識はなくなり、集団意識になるようだと. . . なるほど、燕たちは集団意識で渡りの行為をやっているのかと妙に納得しちゃいました...

 でも、この小燕たちの個の意識が完全になくなったら、なんだかせつないし、来年はここに戻って来れなくなるのは寂しいよと思っちゃいました^_^;

 燕は個体差があるから、皆がそうなるわけではないよ主人に教えられ、内心ホッとしました...^_^

 何はともあれ、ねぐら入り、渡りまでに、元気に大きくなってね♫

 

 

2018年09月07日 00:00

巣立ちと里帰り

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 一昨日の午前中、可愛いツバメたちは、無事みんな巣立ちました^_^ 寂しい気持ちはありますが、ホッとしているというのが正直な気持ちです(^^)

 というのは、巣立つ2日前に、2羽の燕が巣から飛び立ち、あらっ?巣立っちゃったかなと思っていたところ、夕方にはなぜか巣の中に戻っていました!飛び方は下手くそで、まん丸く太った体を羽が支えきれないみたいな感じでした。

 その翌日こそ巣立ちをするのかしらと期待を胸にその瞬間を待ちわびていたが、一向に飛び立つ気配が感じられない;-)

 さて、一昨日になり、この日は、私達夫婦が久々に温泉旅行に出かけることにしていました。巣立ちが出来ない燕たちを残して出かけるのは忍びないなぁと思っていましたが....

 朝起きてみると、ツバメ3羽がまだ巣の中にいました!もう巣立っても良いのに、この子達は、どうして飛び立っていかないのかしら?と思って、朝食を用意していた短い間に、何と2羽が巣立っていました!

 巣に残されたツバメは心細そうに、鳴き声をあげながら、いそいそと羽をバタバタさせて、飛び立つ準備をしているのがわかり、なんとも可愛らしい(^^) 頑張れよと声をかけながら、しばらく様子を見ていましたが...

 ふっと目を離した瞬間に巣から飛び立ち、近くの電線に止まりました。親燕が近くによると、連れられて遠くの方に飛んで行きました!

 何はともあれ、ツバメがみんな無事に巣立ってホッとしました。お陰でその日は後ろ髪を引かれることなく、温泉旅行を楽しめました^_^

 翌日家に帰ってみると、可愛いツバメ達の姿はなく、空っぽの巣があるだけで、やはり寂しいなぁと....;-)

 ところが、どうしたことか、夕方になると、燕の鳴き声が聞こえて来るではありませんか。あれっと思って巣を見に行ってみると、あらっ、燕の子供3羽が巣の中に....

 

 どうやら里帰りをしてきたようです(^^) 何とも可愛い子どもたちです!

2018年08月28日 07:34

lovely child みんな巣立ちさせるぞー

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 今日の夕方、燕の親が頻繁に子燕たちにいそいそと餌をやっているのを見ながら・・・主人と夕涼みしていた(^o^)

勿論、ぽんしゅ(日本酒)を頂ながら(^^;・・・

 

 日が暮れかかると、いつもなら親燕はエサやりをやめるのだが、今日はなぜかいつまで経っても止めようとしない・・・

主人と感心しながら、その光景を眺めていたが・・・突然、子燕たちの鳴き声が一際大きくなって、必死な感じが伝わってくるではないか・・何かがおかしい(ー▽ー;)

主人に巣を見に行ってみてもらったところ、燕の子が一羽、頭が真っ逆さまの状態で、必死に巣の外にしがみついているではないか(^^;

 

 「お~い、燕が一羽巣の外にしがみついているように見えるが、ちょっとみてくれないか」と主人の声が聞こえた。

 

 急いで、巣の下に行ってみると、確かに羽が巣の外にしがみついているのが見えて・・・「燕の子、巣から落っこちて、今必死に巣の外の藁にしがみついているようにみえるが、どうしよう(ーー;」と主人に伝えると、「おまえ、巣に戻すか」と・・・、「もちろんよ」と即答した・・・

 

 主人が急いで梯子を持ってきてくれた。急いで梯子に昇ってみると、やはり、燕の子がありったけの力で真っ逆さまの状態で巣の外の藁にしがみついていた。急いで、その子を持ち上げて、巣の中に戻すと、親燕はすぐに巣に戻ってその子に餌をやっていた。やれやれこれで一安心だ・・・

 

 この一件があったせいかどうかわからないが、今日はなぜか親燕は、狭い巣の中に入って子燕たちと一緒に夜を過ごすようだ(普通は、夜は親燕はどこかにいて、朝方に巣に戻ってくるのが一般的で・・夜は子燕たちだけで巣の中で過ごすのだが・・・)。子燕たちは、窮屈そうにしているように見えるが、どこかで安堵しているようにもみえる・・・親子水入らずの夜か・・・

 

 「頑張って大きくなって、みんな巣立ってね」、何があっても、ジュンコママがみんなが巣立つまで見守ってあげるからねとひそかに心の中で誓っていた・・・

2018年08月19日 19:59