液性免疫(抗体免疫)の危険性

昨年8月にnatureに以下のタイトル論文が掲載されました
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「Class switch towards spike-specific IgG4 antibodies after SARS-CoV-2 mRNA vaccination depends on prior infection history」
 
要約を読んでみますと大変興味深いので、皆様にその内容をシェアさせていただきます。
 
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この論文の著者たちは、SARS - CoV- 2に対する
ウイルスベクターワクチン(スプートニクV、アストラゼネガ)の接種者
mRNAワクチン(ファイザー-ビオンテック、モデルナ)の接種者
全くの未接種者のグループ間で、
 
スパイク蛋白特異IgG抗体の総量と、IgGサブクラス(IgG1、IgG2、IgG3、IgG4)がどのように変化するかを比較した結果を提示しました。
 
ウイルスベクターワクチン接種者は、mRNAワクチン接種者に比べて、スパイク蛋白に対する特異IgG抗体の産生量は少なく
 
かつ
 
スパイク蛋白特異IgGのサブクラスのパターンは、未接種者とmRNAワクチン接種前のコロナウイルス感染者と、同じパターンを示していました。
 
一方、SARS-CoV-2未感染者でmRNAワクチン接種者は、未接種者、ウイルスベクターワクチン接種者、コロナウイルス感染者と明らかに異なるスパイク蛋白特異的IgGサブクラスのパターンを示していました。
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IgG1とIgG3の抗体の出現に加え、IgG4とIgG2のサブクラスへの産生シフトが認められました。
 
また、IgG4の発現強度がIgG1のそれに匹敵するほどのものがありました。
 
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IgGサブクラスの自然分布は以下のようになっております。
IgG1:約65%、IgG2:20-30%、
IgG3:約5%、IgG4:約5%
 
自然分布を越えたIgG4とIgG2の増加は、どのような副反応を誘発してしまうのか?をよく検証してみる必要があります。

mRNAワクチン接種者は、何度も肺炎や気管支炎を繰り返していることは珍しくありません。また、自己免疫性疾患やIgG4関連性自己免疫性症候群の増加も報告されています。

これらは、過剰に産生され続けられるスバイクタンパク特異IgG(? スパイク蛋白以外のものとの反応交差性は?)と関係はないだろうか?

このあたりの関係性を明らかにすることなく、安易に国民にコロナワクチン接種を呼びかけるのはいかがなものでしょうか?
2024年09月08日 00:00