大学時代

 浪人時代に、色んな人と知り合い、色んな軌跡を生きて来た人たちをを見てきたせいか・・・大学に入ってから、同級生たちは幼く感じられ、今一つ刺激が足りないと思いました・・・

 自分の興味のあることは、とにかく何でもチャレンジしたいと思っていましたが、周りにそういう人が少なくて(今思えば、現役で合格した人が多く、燃え尽き症候群になっていたのかも(^^;))、自分のモチベーションをキープするのが大変でした。大学に入ってすぐの頃アメリカに留学したくて、一生懸命英語を勉強しました。

 そして、大学一年生の時に、親友と一緒に、イギリスに語学留学に行きました。海外から集まった学生さん達の、あくなき(どん欲な?)勉学欲に刺激を受け、その後の大学時代の勉強の励みになりました(^^
 
 大学在学中の六年間、ほぼ毎日欠かさず、ラジオのビジネス英語と週1回の英会話(や英文熟読)を根気よく続けたおかげで、英語はかなり上達しました・・・卒業後の博士課程での研究や論文の執筆、さらにはその後のスイス留学では、どれほど役に立ったことか・・・やはり継続は力なりですね(^^;

 学生時代は良き友人に恵まれ、歴史や心理学、美術、芸術などの本を読んでは、よく議論をしました(医学の勉強はそっちのけでしたので、かなり不真面目な学生でした。大きな声では言えませんが、学生時代は、医学の勉強に割いた時間が一番少なかったのかもしれません)。

 友達には外向的に観られていたかもしれませんが、心の底ではいつも孤独感があって、自分とは何者か、なぜここにいるのかを知りたくて、哲学や仏教関係の本などを読み漁りました。

 その答えを見つけられないままに、ある時友人に誘われて四国にお遍路(歩き遍路)に出かけました。この時に、不思議な体験をしました・・・
 
2018年03月02日 01:00