中学時代
中学生になった頃には、日本での生活にも大分慣れてきました・・・しかし、小学生から中学生になると、それまでの子供の生活が一変し、いきなり大人の世界に飛び込んだように感じられました(^^;一学年上の先輩たちが、すごく大人のように感じられて、「あぁいう感じになりたいなぁ~」と漠然と憧れたり、妙に背伸びしたり・・・
最初の半年間は余裕がなく、追われるように中学生活を送っていましたが・・・その後、中学生活にも慣れ、運動音痴にも関わらず、何故か陸上部に入って少し頑張ってみようと思ったようですが、半年ほどであえなく挫折し、退部しました・・・
その後は、帰宅部となり、普通の中学生活を送りました。この頃は、将来は通訳か、研究者になりたいなぁと漠然と考えていました。学校の成績は、中学一年生の後半からグーンと伸び、中学二年生になると、学年でトップになりました。この頃の担任の先生に、将来医師になりたいと思わないのかと聞かれ、その時はじめて、そういう選択肢が自分の中に芽生えました・・・
この頃、外見上は、普通のおとなしい中学生でしたが、心の中では、二つの言語と二つの文化の間での葛藤が出てきて、精神的にかなりつらかったです。対比するものが、自分の中にあって、自分の立脚点をどこに置けばよいか、「自分は何者なのか」について、よく考えていました。
2018年02月01日 03:00