クンダリーニ発現

 一回目のヒーリング前後のカウンセリングで、聞き慣れない多次元的なことに興味を持ち、自分でもわかるようになりたいなぁと思い、どうしたらよいかと主人に聞いてみたところ、基本中の基本である「波動チェックセミナー」を受けてみたらどうかと提案された。当時は、仕事や自分が始めたクリアボイアンススクールの授業の関係で、すぐに時間がとれないため、一回目のヒーリングから約1か月半後に「波動チェックセミナー」を受けることにした。併せて、二回目のヒーリングもお願いした。

 

 二回目のヒーリングで「クンダリーニ」が発現する可能性があることを予見したようで、主人は時々遠隔の予備ヒーリングをしてくれた。主人は縁をもったことのない人に対して遠隔ヒーリングをすることはないが、一度縁を持ったことのある人に対しては、必要性があればすることはあるようである。二回目のヒーリングまでに、私はそれまでにやっていたスピ系のことを継続していたので、授業や実技がある度毎に、「カー障(悪魔)」やら「霊障」にやられ続けていたようだ。今なら、すぐに止めるのだが、当時の私は、多次元的障害に対する知識がなく、今と比べかなり鈍感だったことに加え、肉体的疲労や体のしびれには慣れていたので、自分が受けていた多次元的障害の影響をさほど深刻には受けとめていなかったのである。

 

 身をもって体験し、痛い目にあって初めて学習するタイプとはいえ、今にして思えば、無知から来る怖いもの知らずというのは本当に怖いなぁと・・・そういう理由もあって、主人は必要なタイミングで「カー障」や「霊障」を祓ってくれ、遠隔ヒーリングで各チャクラのケアをしてくれた。

 

 さて、いよいよ待ちに待った「波動チェックセミナー」と二回目のヒーリングの時がやってきた。二回目の正式なヒーリングの前に、ヒーリングベッドの上で、主人は再度予備ヒーリングをしてくれた。30分程度のヒーリング後に、「頭頂のチャクラからエネルギーを流してみるけどわかるかな」と聞かれ、この時はかすかな微細なエネルギーが頭頂のチャクラから流れるのを感じた。また、ハートチャクラに「青龍」様が入られたと告げられた。私は突然のことにびっくりし、どう反応してよいかがわからなかった。その後、ハートチャクラを中心に、何かがハートから上のチャクラに移動しては、ハートチャクラに戻るのを時々感じるようになった。当時の私は、チャクラが活性化した時の反応と、「青龍」様がチャクラを動いていくときの反応の区別がつかない状態だったので、チャクラが活性化しエネルギーが流れるときは、不思議な気持ちで感じていた。実は、二回目のヒーリングでの「グンダリーニ発現」には、「青龍」様のサポートもあったようである。

 

 予備ヒーリング後に、「波動チェックセミナー」を受けた。この時に、波動とは何か、そのアナライズの仕方、多次元的障害とは何か、アナライズ時の心構え、認識の段階などをセミナーで学んだ。学んだ後の実技で、二回目のヒーリングで「グンダリーニ発現」は可能かどうか、可能の場合は何%可能かもアナライズしてみた。

 

 さて、いよいよ二回目のヒーリングが始まった。先入観による恐怖をもつとよくないので、なるべくリラックスするようにと言われた。いつものヒーリングを短かめに行った後、主人は頭頂の方からエネルギーを入れるねと言ってくれた。頭の中で「おたまじゃくし」のようなかわいい「白いエネルギー」がシューシューと頭の中を流れていくのを目を閉じて眺めていくうちに、急に体がひとりでに反応しだした。すごく規則正しいリズムで体が動くので、すごく神秘的に感じられた。自分の意志で体の動きを制止しようと思えばできるのだが、リズミカルに動く自分の体を客観的に感じている方が面白いので、自分の体をそのリズムにゆだねた。大きな宇宙的なリズムのうねりの中で、自分の体がそれに呼応し動いているように感じられて、何とも言えない神秘性を感じた。

 

 この時に、私が体験した「グンダリーニ」エネルギーは、熱くもなく冷たくもなかった。性感も伴っていなかった。幸福感のようなものも感じられなかった・・・後に、主人に聞いたところ、肉体が「アースコズミッククンダリーニ」に反応したと教えてくれた。当時は自分の予想とは違う感じで体が反応するので、どうしてかなと思っていたが、今にして思えば、なるほどと頷ける反応である。

 

 その時は、ただただ、宇宙の神秘的な動きには驚嘆せずにはいられない自分がいた。日々の生活の中に埋没していると、それを感じることは出来ないが、本当はいつも自分はこの大きなうねりの中で生きているんだと、何となくわかったような気がした・・・

 

 つづく・・・
 

2018年12月26日 07:10