光免疫療法

 前回の記事で「オプジ-ボ」という癌免疫療法について書きましたが、本日は、楽天の三木谷浩史会長兼社長が、会長を務める米ベンチャー企業が、鋭意治験中の「光免疫療法」について、少し触れたいと思います。

 

 

 「光免疫療法」の研究、臨床応用を主導しているのは、米国立保険研究所(NIH)の主任研究員である小林久隆さんという方です。ネットで記事が取り上げられていますので、詳細はそちらを参照してくださいね✨

 

 今までも、様々な形の「癌免疫療法」が開発され、注目を集めてきましたが、小林氏が主導し、実用化が目前に差し迫っている「光免疫療法」は、これまでのものよりも、患者さんへの負担(肉体的、経済的)が軽いだけでなく、効果が高いようです❗

 

 特に画期的なのは、正常細胞を傷つけずに、選択的に癌細胞を直接破壊できることです。その後は、免疫力の力を援用し、癌を駆逐していくようです。最初に癌細胞を破壊することで、癌細胞に対する特異免疫がつき、そのおかげで、局所の癌細胞だけでなく、遠隔転移した癌細胞も、自滅しないものは、免疫細胞がやっつけにいくことができるようです。今のところ、大きな副作用は報告されていないようです。

 

 癌が駆逐される日も現実味を帯びてきましたね✨ 今後の進展に期待したいですね♪

 

2018年10月06日 08:22