感染症と病気の関係~ヘリコバクター·ピロリ菌編~

 感染症と病気の関係について、ずっと書きたいと思っていましたが、感染を引き起こす微生物は、ウイルス、細菌、真菌、原虫などと沢山あり、そのすべてをカバーするのは不可能ですし、現在進行形で解明されつつものも沢山あります。

 そこで、今回は、皆さんの関心が高く、今までどこかで耳にしたことのあるヘリコバクター·ピロリ菌にフォーカスして書いてみたいと思います。

 ピロリ菌は、胃酸の中で棲息し、一旦感染が成立すると、慢性胃炎(萎縮性胃炎)を起こし続け、ついには、胃癌をも引き起こすリスクの高い細菌です。西洋医学を勉強してきた医師なら、一般的には、こういう風に理解している先生は多いと思います。しかし、この理解がなりたつのは、日本においての場合に限られるようです。

 欧米や東南アジアなどの地域に住む人たちも、ピロリ菌をもっていますが、東アジアに住んでいる日本人のように胃癌を発症する人は10分1とかなり少ないようです。

 なぜ日本人が持っているピロリ菌は、胃癌を引き起こすのかといいますと、実は、ピロリ菌の病原性が高いからなんです。cagAというタンパク質を細胞内に注入し、細胞を癌化させていることが分かりました(詳細なメカニズムは東大などのチ-ムが鋭意検討中です)。さらには、ピロリ菌の別の病原遺伝子であるvacAが毒素を産生するm1型であることも関与しているようです。

 胃の中で慢性炎症が持続すると、胃の細胞が癌化しやすいことがわかっていますので、そのリスクを減らすには、早期のピロリ菌除菌をお勧めします。

 さらには、ピロリ菌をもらわないように予防をすることが大切です。ピロリ菌に感染した水(井戸水)を飲まない、火が通っていないジビエ料理を極力避ける、上下水道が整備されてない地域への旅行をされる際には、疑わしい水や食べ物を口にしないなどの自己防衛をしてくださいね✨

 実は先日、ある居酒屋に行って飲んだ翌日に、波動測定をしてみたら、今までいなかったピロリ菌が主人の胃袋の中に検出されて、びっくりしました。成人は子供よりもピロリ菌に感染しにくいとは言われていますが、真相は定かではない。そこで、例の「抗微生物水」を作り、主人にしばらく舌下させました。

 その後のメタトロン測定では、体に影響のないレベルまでピロリ菌がへって、ホットしております☺️

 主人は病院が大嫌いで、病院に検査に行ってくれないので、何かあると自宅で出来る検査キットを購入し、私が管理をしています😅 なかなか大変ですが、メタトロンを導入してからは、どんなタイミングでどんな検査をしたらよいかがわかり、大変助かっています🎵未病の状態の検出にぴったりですね❗

 メタトロンで得られた知見もボチボチ書いていきたいと思いますので、楽しみにしてくださいね✨



 
 

2018年09月28日 07:27